2020/01/06 22:10

仕事初めは毎年恒例の落ち葉集めから。



ブナ科の木の落ち葉は分解が早く、腐葉土といわれる堆肥にしやすい。
微生物の働きで熟された腐葉土は、畑の土にいる生物の栄養源にもなり活性化を促す。
その結果、土中の有機物の分解も進み、保水性・透水性・通気性のよい土となる。
落ち葉の堆肥は自然の土壌改良材なのだ。

いわゆるドングリの木が身近なところにたくさんある。
雑木林は落ち葉に覆われて、それは宝の山に思える。
さすがに林の斜面での落ち葉集めは容易ではないし、所有者がいるかもしれないので、
こちらは道路端に溜まったおこぼれを戴く。

軽トラのタイヤが若干扁平するくらい大量に集めて、畑に用意してある囲いに移す。
微生物のえさになる米糠も混ぜ合わせ、数日間畑を往復する。
囲いが満杯になったら発酵に必要な水分、雨を待つだけ。



tematoca 手間土果