2019/05/12 21:29


まだ5月だというのに、また畑の草刈り。
何回目だろう、去年はこんなじゃなかった、と思う・・・。
どんどん伸びる畑の雑草を見る度に、そう感じてるのかも。

淡い緑色の新葉が増え、花芽が出そろったオリーブの樹。
日々その姿は変わっているのだが、オリーブ畑全体は緑単色の印象が強い。
色鮮やかな賑わいからは遠い。
だからなのか、雑草たちがつける花々の彩がとても嬉しい。
特にそう感じるのが草刈の時。
足元の深い草の中に咲く花。
高速回転する刈り払い機の刃を入れる直前、一瞬だが躊躇してしまう。




草刈が終わった畑は作業の達成感とともにすっきりする。
ただ、ちょっと惜しい気持ちにもなる。
数週間もすれば同じ思いがやって来るだろう。
その時もまた新鮮に、もう草刈り・・・。



tematoca 手間土果