自宅から車で少し行ったところに
そのおばあさんの畑はある。
特に殺風景な季節だが、何気ない畑。
枯れ枝を丁寧に積み上げていたり、
枯葉をきれいに束ねて置いていたり、

おばあさんの仕事のあとが随所に見られる。

８０～９０代くらいだろうか。

ある日は自分と同じ背丈くらいある鍬で地肌を耕し、
ある日は一つ一つ草を抜き、
そしてまた、ある日は補助車を押しながら、
海岸沿いの道端で落ち葉を集める。

今にも地面に着きそうなくらい曲がった腰で
ゆっくり、自分のペースで
一人で黙々と作業をしているおばあさん。
その姿は凛とし、とても美しい。
真に畑と向き合い続ける姿勢、tematocaも見習わなければ！

tematoca 手間土果